剪定とは、必要な枝と不要な枝を選別しながら形を整え、風通しを良くして病気や虫の被害を予防することです。
私は人の手が入っていない自然の木が最も美しいと思うので、剪定した後も自然に見える柔らかな自然樹形をできるだけ心掛けております。
わざと透かすために枝をバッサリと切ることはしません。不要な枝を落としていくと、おのずと自然に透けてきます。数年かけて美しくなることを目指します。
また、専門的な話になりますが、樹木の剪り方で正しい方法は【バークリッジ剪定法(CODIT理論)】だけだと思っています。これはアメリカの樹木医が提唱したもので、簡単に言いますと「樹木本来の修復能力を妨げないように剪る」ということです。
正しく剪ると、樹木は自分で傷口を塞ぐことができ、木材腐朽菌の侵入を最小限にすることができます。色々と検証してみましたが、他の切り方では剪定で負った傷口を完全には自己修復できないようです。好き勝手に枝を切り落としていると、樹木の寿命を大幅に削ってしまうことも…。
本来剪って良いのは、樹木全体の2〜3割程度です。大切なお庭の樹木ですので、特別要望が無い限りは、樹木に優しい剪定をしていきたいと思っております。大きめの剪り口には癒合剤を必ず塗布しています。
余談ですが、こちらは2026年の腰道具。本年は全てアルスで新調してみました。切れ味が良いそうですがいかほどでしょうか。検証してみます。左のポーチは癒合剤入れとして使用しています。