今日はお花がたくさんございます素敵なお庭をお持ちのお客様のもとへ出張です。今年もご依頼いただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
まずはオンコ(イチイ)の頭落としと強めの透かしに入ります。お隣様との境界線ギリギリに植っており、お隣様の犬走り(砂利部分)に枯葉が落ちてしまうことを懸念して、今回強めに透かすこととなりました。今までは刈り込みだけでしたので、どうしても枯葉が増え続けてしまいます。
奥のオンコは頭部分に上向きの良い枝がなかったので、少し穴が空いた格好です。数年経ちますと頭も徐々に埋まってくるかと存じます。今回は、機械での刈り込みは一切行わずに、植木鋏だけで表面は仕上げております。少なくなった枝先に葉を少しでも多く残すため刈り込みは行いませんでした。
樹木の内部に陽の光と風が当たるようになりましたので、内側から少しずつ萌芽してくれるのではないかと存じます。
こちらはご主人様がご友人と冬囲いをされているそうです。横幅が広くなり、冬囲いが大変とのことで、横向きの枝を抜いてから刈り込みをいたしました。それぞれの株が際立ち、スッキリした印象になったかと存じます。
夏椿の剪定の様子です。枝数はそこまで多くないですが、樹上に向かって徒長しているのがお分かりになるかと思います。立ち枝、徒長枝、内向枝などを落として枝の流れを大切にいたしました。
後ろの桜と重なって見づらいですが、風向きや季節が変わるごとに美しいコントラストを演出してくれるかと存じます。
こちらはアメリカテマリシモツケの園芸品種「ディアボロ」かと思います。毎年秋に奥様が剪定しておられるそうですが、本日追加でご依頼いただきました。ありがとうございます。
シモツケは柔らかな本来の枝分かれもありますが、勢いの強い徒長枝も多く出て来ますので、切る場所を間違えるととても硬い印象になってしまいます。目指す樹冠のあたりにある本来の柔らかな枝を切らないよう慎重に剪定を進めました。
小さな木とはいえ、バラ科やウツギ科は枝の選別が難しく感じます。全体的に本来の枝が残り、柔らかな印象を保てたかと存じます。
あとは清掃をして終了いたしました。最後にお飲み物までいただきありがとうございました。また、追加で秋のお仕事もご依頼いただきました。重ねて感謝申し上げます。頼っていただけるだけでもこの仕事を続ける甲斐がございます。
すでにとても素敵なお庭でございますが、これからも美しさを維持できるよう精進いたします。この度は、樹木のお手入れをさせていただき誠にありがとうございました。これからもどうぞお元気でお過ごしください。