ズミ1本とコノテガシワ3本の剪定

 今日は1,2年ごとにお世話になっております、剪定のお客様のお宅でございます。樹形が乱れておりましてわかりにくいですが、ズミの木1本とコノテガシワ3本の剪定です。

 

 こちらのコノテガシワは、樹木の中の方までは数年手が入っていなかったので枯れ枝がまだまだ残っております。今回は枯れ枝をメインに取っていきたいと思います。

 こちらのズミは幹の太さから見て、本来は2倍以上枝葉があったものと思われます。幹の途中で太い枝を落とした形跡もございます。

 ですから徒長した状態でも本当はまだまだ枝葉が足りないのだと存じます。このまま剪定を続けていきますと樹木の限界を迎えますので、ゆくゆくは蘖(ひこばえ)などをとっておきまして、更新していくのも手かもしれません。

 

 おそらく以前に頭を寸胴切りされ、そこから芽吹いたものが木のようにかろうじて形を保ってくれている状態です。数本残っているこの木本来の枝を大切にしながら、剪定を続けていくしかないようです。

 コノテガシワは枯れ枝をかなりの量切り落としました。新芽の芽吹いているところで切り戻しておりますので、次第に内側からまた柔らかな枝葉が形成されていくことでしょう。次回は外側をもう少し強めに剪定しても問題ないかと存じます。

 

 毎度お菓子やお飲み物をありがとうございます。今回はお手製の珈琲までいただきました。おいしくいただきたいと思います。天気の関係で突然の訪問になってしまいましたが、快く引き受けてくださり感謝いたします。ありがとうございました。追加でもう一件ご依頼いただきましたことも、心より感謝申し上げます。そちらも丹精込めて丁寧に剪定させていただきたく存じます。

 

 また次回お会いできますことを楽しみにしております。それまでお体に気をつけてお過ごしください。ご依頼ありがとうございました。